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子ども・夢・アートアカデミー 出前講座 5・6年生

 文化庁の文化芸術による子ども育成事業「子ども・夢・アートアカデミー出前講座」を実施しました。

 子ども・夢・アートアカデミーとは美術・文芸・音楽・演劇・舞踊の分野における芸術上の功績顕著な芸術家である「日本芸術院会員」の方が、講話や実技披露、実技指導を行ってくれます。子供たちに文化芸術活動の素晴らしさを実感させ、夢を持って生きることの大切さについて教えていただく授業です。

 この日は、名古屋から芸術家の方が4名来校されました。4名の方はみなさん彫刻家として著名な芸術家の方々でした。5・6年生が粘土を使って作品を制作しました。テーマは「自分がすきなもの」でした。初めは、なかなか形が決まらない児童もいましたが、「自分の心にある形を表現したらいい」「丸めたり、へこませたりしながら思いついた形を表現することで自分だけの作品ができることが大切」などと教えていただきました。児童は成長につれて、一般的に評価されるものを作ろう、大人に褒められるものを作ろうという他人の評価を気にしてしまう。しかし、自分の作品作りにこだわりを持った制作を続けて成長していけるといいことをお話いただきました。

 出来上がった作品は瀬戸市に送られて焼成し由良川小学校にもどってきます。いわゆる瀬戸物「瀬戸焼」です。出来上がりが楽しみです。