校区の概要


  本校は、西舞鶴の西、由良川の最下流に位置し、約620戸、15の小地域を校区としている。由良ヶ岳、建部山
(丹後富士)の美しい山々と神崎浜の海に面した、四季折々の美しい自然に恵まれた自然豊かな地域である。校区の中央を流れる由良川は、普段は静かでゆったりと流れる美しい川であるが、台風や大雨の度に大洪水になり、地域に多大な被害を及ぼすことが多かった。そのため、近年堤防の嵩上げ工事が急ピッチで進められたが、地盤が軟弱なため工期を大幅に延長して、平成27年度にやっと完成した。
  校区は、由良川の豊かな水量を生かした農村地域の八雲・油江・蒲江と、由良川河口と海洋に面した地理的条件を生かし、昔は水運業、塩作り、昭和に入ってからは海水浴場として観光地となった神崎地域がある。平成に入り、加佐地域全体の過疎化が進み、加佐地区の小中学校では、人口減少、少子化などの過疎の影響から、児童生徒数が大幅に減少した。そのため、地域住民による検討委員会を設置し協議を重ね、平成23年4月に、八雲小学校と神崎小学校を統合して、由良川小学校が誕生した。さらに、舞鶴市が平成30年度より小中一貫教育を導入するに当たり、平成28年度より加佐中学校区と城北中学校区とが小中一貫教育研究モデル校の指定を受け、新たな取組を始めた。


      建部山             由良ケ岳             神崎浜

       由良川(河口)