学校のようす

全校で図工「気持ちをカタチにアートする」

 京都芸術大学の先生にお越しいただき、家庭にある身近なものを使ってアートを体験する授業を実施しました。コロナ対策のため、低・中・高学年がそれぞれ教室を分かれての活動となりました。それぞれの教室をオンラインでつなぎながら、できるだけ密を避けました。作品交流では、それぞれの教室に鑑賞に向かいました。

 はじめの活動は、何人かでグループになり、1つの高いタワー作りに挑戦しました。どのグループも協力し合いながら形を工夫してタワーを作っていきました。柱は、1本だと不安定になるので何本か束ねたり、ツインタワーを作り途中で橋を渡して、まるでシンガポールにある「マリーナベイサンズ」のような形にして安定させたりしていました。

 出来上がるとみんなで教室を移動して、鑑賞タイムとなりました。さすが高学年は高いタワーを完成させていました。

 次の活動は、1人で取り組みました。材料を10個使い、2本足の何かを作製しました。10個しか使えないという制限の中、2個の足をどうするか考えました。そして、残りの8個で体のような形を作っていきました。2本で立つというのは、とても難しいことだと体験的に学びました。2本足で立っている人間ってすばらしいですね。

 今日の活動を通して、身近なものを使ってモノづくりをすることに興味を持つとともに、友達と協力し合い工夫を重ねる面白さや体全体を使った図工の楽しさを学ぶことができました。

 材料の準備をしていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

1年生 道徳

 1年生は道徳で「はしの上のおおかみ」というお話を読みました。うさぎが1本橋を渡っていくと、おおかみが「おれがさきだ。もどれもどれ」とおおいばり。きつねもたぬきも渡らせてもらえません。そんなある日、橋を渡ってきたのはおおきなくま。あわてたおおかみは...。やさしい心はやさしさを呼ぶというお話です。

 おおかみがくまと出会い、くまにやさしくされたことをきっかけとして、やさしい心について考えます。1年生では「after you(おさきにどうぞ)」という言葉についても以前学習しており、その言葉と関連させながら自分の考えを伝えている児童もいました。

朝の体力づくり

 火曜日と木曜日の朝には、年間通じて朝マラソンに取り組んでいます。熱中症が心配される暑い日や雪が降りそうな寒い日には、体育館での朝なわとびに変更となります。最近、朝寒い日が増えてきました。だんだんと冬に近づいています。12月初めごろには、気温もぐっと下がるようです。

 グラウンドの朝マラソンもそろそろ終わりです。冬の体力づくりはなわとびをしてがんばります。

ブックトーク

 舞鶴市の西図書館の方にお越しいただき、絵本を紹介していただくブックトークを実施しました。低・中・高に分かれてそれぞれテーマがあってそれに関連した絵本の紹介をしていただきました。低学年は「いきもの いっしょうけんめい」、中学年は「きみならどうする?」、高学年は「ほんとうの自分」というテーマでした。たくさんの本をちょっとずつ紹介してもらいながら、絵本に親しみました。今日紹介していただいた本は、しばらく学校に置いています。さっそく手にとって読み進めている児童がいました。

5年生 理科

 5年生は理科の学習で振り子について学んでいます。振り子が振れる時間(1往復する時間)はどんな条件を変えた時に変わるのかを予想と実験を繰り返し、答えを導き出していきます。振り子の「重さ」「振れ幅」を変えても1往復する時間は変わりません。「長さ」を変えると1往復する時間が変わります。児童は、実験を通してそのことについて学びます。今日は、身近に使われている振り子について「メトロノーム」を作りました。

 この学習で力のエネルギーに興味を持ち、中学校での力学的エネルギーの学習へとつないでいきます。具体的には、慣性の法則や熱エネルギーと運動エネルギーの変換といった学習です。